3月22日に「iOS 17.4.1 / iOS 17.4.1」がリリースとなっていましたが、本日…前バージョンであるiOS 17.4 / iPadOS 17.4のSHSHが発行終了となっています。
また、iOS 17.x SHSHでは現状少し謎な状況となっているため、その辺りについても後述いたします。
SHSHの発行が終了
本日「iOS 17.4 / iPadOS 17.4」のSHSHが発行終了となり、iOS 17.4.1リリースから10日後での発行終了ということに。
少し珍しい状況
今回「iOS 17.4 / iPadOS 17.4」のSHSHが発行終了となっていますが、現在…以下のSHSHが発行されている状況となっています。
- iOS 17.3.1 / iOS 17.4.1 (21E236) / iOS 17.4.1 (21E237)
- iPadOS 17.3.1 / iPadOS 17.4.1 (21E236) / iPadOS 17.4.1 (21E237)
iOS 17.4.1は最新版となっていますが、ビルドナンバー「21E236」の数日後に「21E237」が再リリースされているため、二つのiOS 17.4.1が存在しています。
さらに、iOS 17.4よりも前のバージョンである「iOS 17.3.1」については3月13日にSHSHが発行終了していたはずなのですが…3月23日になぜかiOS 17.3.1のSHSHが再発行されていた経緯となっています。
SHSHが発行終了するとどうなる？
「iOS 17.4 / iPadOS 17.4へのアップグレード、ダウングレードを含む全ての復元が出来ない」という事になります。
これらのファームウェアを手動で選択してiOSの復元を行おうとしても、SHSHが発行されておらず認証が出来ないため『不明なエラー(3194)』が発生し、復元が失敗します。
そのため、今後はSHSHが発行されているバージョンへの復元・更新にのみ限定されることとなります。
脱獄などへの影響は？
脱獄に関しては「Dopamine」にてiOS 16.5 / 16.5.1 / 16.6.1まで脱獄が可能（対応バージョンはデバイスにより異なる）となっており、今回のSHSH発行終了での大きな影響はありません。
また、A11以下のデバイスについてはPalera1nにて脱獄が可能となっていますので、こちらに関してもSHSH発行終了での影響はありません。
SEPに関して
また、iOS 16.x以降はすべてFuturerestoreがSEPを正常に扱えず、更に新仕様に未対応な状況となっているため、使用できない状況が続いています。
その他について
misaka / TrollStoreに関しては「iOS 16.6.1 / iPadOS 16.6.1」までインストール＆使用可能、TrollStoreについては「iOS 17.0 / iPadOS 17.0」まで使用可能（インストール方法が現状なし）となっています。
コメント
17.4で大きな変更が加えられたので、前のバージョンに戻れるようにというAppleの計らいかもしれませんね。