KFDなどのExploitが登場するも…PPL BypassやPAC Bypassなどの必要なパーツ不足により、現状…脱獄が可能なのはiOS 15.4.1までで止まっている状況になっています。
そんな中、Pattern-f氏より「PPL Bypassを達成した」と思われる報告が行われました。
すぐに脱獄へ発展する…という報告ではないのですが、ひとまず…「可能性は残っている」という事がわかる報告に。
PPL Bypassを達成か
after months of hardwork 👀 pic.twitter.com/iZmQlmVLBg
— pattern-f (@pattern_F_) December 21, 2023
過去iOS 14.5〜14.8の脱獄(Unc0ver)で使用されたExploitなどの開発者であるPattern-f氏より「数ヶ月の成果」として1枚の画像が公開されています。
Opa334氏の解説によると、脱獄に必要とされるパーツの一つ「PPL Bypass」であるようです。
実行環境は「iOS 16.3.1 / iPhone 14 Pro」となっており、kfd Exploitと組み合わせることで脱獄に近づく可能性も…。
PAC Bypassも達成している可能性?
the fact he managed to trigger the bypass on an actual device either means this needs no PAC bypass or he has a PAC bypass aswell
— opa334 (@opa334dev) December 21, 2023
また、Opa334氏からは「PAC Bypassを必要としないか、PAC Bypassとしての機能も備えていることを意味する」とも報告が行われています。
PPL BypassとカーネルExploit(kfdなど)が揃うと脱獄が可能となる可能性がありますが、PAC Bypassがないと必要作業が増える…と以前Opa334氏は語っていました。
その点、今回のPPL Bypassではこの辺りを解決できている可能性があるようです。
ただし…
No plan yet.
— pattern-f (@pattern_F_) December 21, 2023
今回のPPL Bypassは公開される可能性はあるのか?という点ですが、Pattern-f氏からは「今のところ予定はない」とされています。
そのため、すぐに何かが起こる…というわけではない点は注意が必要です。
ちなみに、参考までにPattern-f氏は過去「iOS 14.8以下向けExploit」をUnc0ver / Pwn20wnd氏に提供した過去があります。
この際は全面公開とはせず、あくまでPwn20wnd氏へ提供し、Unc0verでの使用を許可した(Taurineへの提供は拒否しています)という出来事がありました。
〆
手法などについての詳細は報告されておらず、全く新しい脆弱性なのか、もしくは修正済みの脆弱性を利用したのか、この辺りについても不明。
ただ、とりあえず…可能性はある!という事がわかった状況になっています。
コメント
正座します
猛省します
次の機種は14promaxで脱獄したいと思ってたから楽しみすぎる❤️🔥❤️🔥❤️🔥
この方もAppleへ入社希望らしいね
だとしたら公開しなさそうだね
まあ自分はTrollがもうちょっと進化してくれればそれでよさそうだけど