DopamineをベースとしたiOS 15.0〜15.4.1向け脱獄に加え、強力な脱獄対策の回避機能を備えた「RootHide」がアップデートされ、【RootHide 1.0.7】がリリースとなっています。
今回のアップデートではバグ修正が主となっている様です。
また、RootHide環境向けにいくつかのパッケージ類もアップデートされています。
RootHide 1.0.7
【RootHide】がv1.0.7へとアップデートされ、複数のバグ修正が行われている様です。
また、アップデート時に一部注意点もあるため、この辺りについても後述いたします。
更新内容
- デバイスのパニック/再起動を引き起こすInvalid Kernel Stackの問題を修正
- Filza File ManagerがDEBファイルをインストールできない場合があった問題を修正
- exec* APIの正しくない戻り値・エラーコードの問題を修正
- frida-searverが正しく動作しない問題を修正
- iOSデバイス上にてtheosでビルドを実行した際、arm64eバイナリが実行できなかった問題を修正
- 同梱されているSileo / RootHide Manager / roothide coreをアップデート
いくつかのパッケージもアップデート
更新内容にも記載されていますが「Sileo」や「RootHide Manager」、「roothide core」、「RootHide Patcher」などもアップデートが行われています。
これらは全てRootHideデフォルトリポジトリである「RootHide’s Repo」からリリースされていますので、リポジトリの更新後、アップデートを行なってあげましょう。
アップデート方法
いつも通りのアップデート方法も使用できる…のですが、前バージョンと同様に「いつも通りのアップデート方法がうまく動作しない」という場合があるようです。
そのため、この辺りについても一応記しておきたいと思います。
うまくアップデートが出来ない場合がある?
一部環境にて、RootHideからアップデートを行うとSafariに飛ばされ、RootHide 1.0.7のIPAファイルがダウンロードされるという挙動になる場合が報告されています(私の環境でもそうでした)。
この場合、ダウンロードしたIPAファイル(Dopamine-RootHide-1.0.7.tipa)をTrollStoreへ転送し、インストール。
その後デバイスを再起動させ、RootHide 1.0.7から「Jailbreak」にて脱獄環境へ戻ってあげましょう。
TrollStoreを使用してRootHideをアップデートする方法
また、何かしらの理由でTrollStoreにて手動でアップデートしたい…という場合、それも可能です。
RootHide 1.0.7のIPAファイルは【Dopamine-RootHide-1.0.6.tipa】からダウンロードが可能で、TrollStoreのURLスキームを有効にしている場合は、以下のボタンよりIPAファイルのダウンロード&インストールが一括で行えます。
〆
前バージョンから引き続き、RootHideアプリ上でアップデートが完結できないという問題が出ているようなので、この辺りについては一応ご注意ください。
ちなみに、アップデートは記事中のTrollStoreボタンから直接実行し、デバイス再起動&RootHide 1.0.7で脱獄環境へ戻る…方が若干早かったりします。
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