指定したアプリを、VPN未接続時は起動できないようにしてくれる『AlwaysVPN』のご紹介。
VPNを接続した状態でだけ使用したいアプリがある!という方も居るかと思いますが、間違えて未接続状態でアプリを起動しちゃう…なんて事もあったり。
そこで『AlwaysVPN』では、指定したアプリをVPN未接続時には起動できないようにし、VPN接続時だけ起動できる様にできちゃいます。
ただし使う上で少し注意点もありますので、その辺りについても後述いたします。
詳細情報
AlwaysVPN
Price(価格): | 無料 |
---|---|
Section(カテゴリ): | Tweaks |
Author(制作者): | ios |
Repo(配布元): | iosrouter (https://iosrouter.github.io/) |
インストール
AlwaysVPNでは「Actify」という脱獄アプリのインストールも必須となっていますので、AlwaysVPNのインストール前に以下リポジトリもCydiaやSileoなどへ登録しておきましょう。
(ActifyはAlwaysVPNのインストール時に自動でインストールされます)
CydiaやSileoへ下記のリポジトリを登録し、通常通り『AlwaysVPN』をインストールしましょう。
アプリ紹介
『AlwaysVPN』を使用すると、指定アプリをVPN未接続時は起動できないようにしてくれます。
事前に指定しておいたアプリでは、VPN接続状態の時は通常通り起動できますが、VPN未接続状態ではアプリが起動できないように。
また、VPN未接続状態でアプリを起動しようとした際には、以下画像の様な通知が表示され、VPN未接続であることをお知らせしてくれます。
コントロールセンター
本機能自体のオン・オフはコントロールセンターからも行えるように、トグルも用意されています。
注意点
VPN接続状態か未接続状態か…で判定してくれるのは、アプリが完全終了している状態からアプリを起動しようとした際のみです。
VPN接続状態でアプリを起動し、その後VPNを切断した場合…アプリはそのまま使用することが出来てしまいます。
そのため、VPN接続状態でしか使いたくないアプリについては、使用終了後にアプリスイッチャーからアプリを完全に終了させておくのが安全です。
また、VPN接続・未接続の判定は、接続・切断後…数秒かかる場合があります。これはiOSの仕様でもあるようなので、この辺りはご注意ください。
設定方法
設定アプリ内に追加される『』項目より行います。
『Enabled』: 機能を有効にする
【Enabled Applications】: VPN接続状態の時のみ起動できるようにしたいアプリを選択
コントロールセンター
通常のコントロールセンター設定と同様、設定アプリ内のコントロールセンター項目から「alwaysvpncc」トグルを追加してください。
コメント
ショートカットで自動接続できる…
アプリ起動をトリガーとしてVPN接続を行う…というのはショートカットやActivatorなどでも行えますが、どうしてもVPN接続の確立までにはラグが有り、アプリ起動直後にネット接続等がある場合はVPNを介さないアクセスになってしまうことがあります。
その点、AlwaysVPNではすでにVPN接続が行われている場合にのみアプリが起動できる…という挙動なので、目的が少し異なってくるかなと思います。
キルスイッチ的なTweakですね。
Sleipnirに割り当てたとしたら訪問先のWebサイトに生IPが晒される可能性が低くなるという事ですね。
アプリ配信者からするとこちらのAppleIDなどはどの辺まで集められるのでしょうか。